異業種へ転職するなら熱意をアピール
経験のなさは熱意でカバー
異業種への転職は、新しい世界に飛び込む大きな挑戦になりますね。それまで経験したことがない経験をすることができるため、人間的に大きく飛躍することができるでしょう。ただし異業種での実務経験がないため、面接で自己アピールする時に話すことがみつからない可能性がありますよね。そこで、経験がない分は熱意でカバーしましょう。面接官に熱意を感じてもらうために、転職先の業界についてどのような部分に興味を持っているのか、どのような挑戦をしたいのか、経験のなさをどうカバーするつもりか、学びたいことは何かといったことを話すと良いでしょう。まずは転職先の業界について下調べをしてみましょう。企業のサイトをチェックするなど、業界研究、企業研究を行いましょう。
転職理由を具体的に
転職先を選んだ理由は漠然としているかもしれません。しかし漠然としたまま面接に臨むと何も話すことができなくなります。業界研究、企業研究をする過程で、自分が新しい業界や転職先で何をしたいのかを具体的にしていきましょう。転職理由を具体的にすることは、面接で有利に立つためだけでなく、自分の転職後のビジョン、目標と計画を立てるためにも重要ですよ。転職の理由が漠然としていると、転職をして慣れ親しんだ業界から離れて苦労した時に、「なぜ新しい業界に転職したのか」と悔やむかもしれません。すでに働きやすい環境が整っていて、スキルも十分に持っている業界や企業を捨ててまで、新しい業界と企業に飛び込むのは何のためかを具体的にしておけば、辛い時も後悔せず挑戦を続けていけるでしょう。
面接合格のための本を読む
転職活動を成功させるために山場となる面接合格のための対策をしましょう。転職エージェントに登録をしてアドバイスを受けるのもおすすめの方法ですが、まずは専門家が手掛けた本を読んでみましょう。キャリアアドバイザーの小島美津子著「採用側の本音を知れば転職面接は9割成功する改訂版」は採用側の面接者の質問に、どのような意図が隠されているかについて語られた本です。一読すると面接で効果的な自己アピールができるようになると評判ですよ。面接の目的や準備の仕方を記載した「基礎編」と、面接者の質問の意図、必ず聞かれる質問についての答え方などを記載した「実践編」、難しい質問に対する心構えと正しい答え方などを記した「応用編」で構成。一通り目を通せば転職活動の心構えができますし、面接直前に読み込んで面接対策を行うために使うのも良さそうですね。
- キャリアアドバイザーの作者ならではの現場を知る人の目線で描かれている面接対策本。
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